J1第26節の湘南ベルマーレ戦は
ラグビーW杯で昭和電工ドームが使えない影響で
17年ぶりとなる大分市営陸上競技場での開催
観客は9,152人と今季初めて1万人を切ってしまいましたが
キャパも少なく、ゴール裏や自由席も芝生席というアットホームな
環境の中で熱気に包まれた雰囲気を作り出すことができました
U22日本代表に選出されたDF
岩田智輝選手が
全治6週間
タイ代表に選出されたMF
ティティパン選手が
全治8週間
とそれぞれ遠征先から途中離脱する緊急事態となっていますが
伊佐耕平選手、後藤優介選手、小林成豪選手
と頼れる攻撃陣が揃って怪我から復帰したのは好材料
前半終了前の5分間で怪我から復帰し今季初スタメンの
伊佐耕平選手が
三平和司選手の先制点となるゴールをアシストした直後に
自らもヘディングでゴールを決め
1得点1アシストの大暴れ!もうスタジアムはお祭り騒ぎです!
伊佐選手はこれが記念すべき
J1初ゴール!
前半だけで退いたのでおそらく水曜日の
天皇杯サンフレッチェ広島戦では
スタメンで元気に暴れまわってくれることでしょう
勢いに乗ったトリニータは後半も猛攻を仕掛けましたが
とどめとなる3点目を決めきることができず
次第に湘南ベルマーレが息を吹き返し
GK高木駿選手のファンブルを見逃さず1点差に追いつかれてしまいます
それでも最後まで粘り強く守り抜いたトリニータが7試合ぶりとなる勝利!
久しぶりに良い気分で週末を迎えることができました
ただし片野坂監督が試合後のインタビューで語ったように
こういう試合を3-0、3-1で決めきれるようにならなければ
この先上位に食い込んでいくのは難しいと思います
しかしそこで次の天皇杯も見据えて戦力を温存しながら
ギリギリのところで勝ち点3を積み重ねるあたりは
流石に名将片野坂監督ですね
伊佐選手も前半のみで下げ、復帰した後藤優介選手、小林成豪選手も
今回の出場はなく天皇杯で存分に暴れまわってくれそうです!
9位のヴィッセル神戸と勝ち点差7、16位のサガン鳥栖とは勝ち点差12と
残留争い、下位争いから抜け出した感のあるトリニータですが
上位との勝ち点差にもまだまだ開きがあり
ちょうど上位と下位の狭間でぽっかりと浮いたような存在になっています
残り8試合、一つでも順位を上げて上位に食い込み
来季以降のJ1定着と飛躍につなげていきたいですね