2023年02月23日
トレーディングカード用語集(トレカ収集やってみようかな…って方は参考にしてください)
長年トレーディングカード収集を趣味としていますが
未だに意味がわからないワードに出くわしたりすることがあります(^_^;)
(特に海外カードの用語などは…)
トレーディングカードを始めた頃などはチンプンカンプンでしたが
言葉の意味がわかるとトレーディングカード収集をより楽しめると思いますので
これからトレーディングカード収集をしてみようかな…
などという方は参考にしていただければと思います(^^)
私もまだまだ勉強中ですので
新しい言葉等に出会ったらちょくちょく更新していこうと思います(^^)
【トレーディングカードの種類】
【トレーディングカード(Trading Card)】
個々に異なる様々な種類の絵柄や写真が印刷されていて
収集(コレクション)や交換(トレード)されることを想定して
作られ販売・配布される鑑賞用またはゲーム用のカード
英語圏ではコレクタブルカード(Collectable Card)とも呼ばれており
日本では「トレカ」と略されることが多いです
特にスポーツを題材とした「スポーツトレカ」は
様々なジャンルでコレクターの心を惹きつけています
カードのサイズは様々ありますが
基本的には横2.5インチ、縦3.5インチが
世界共通サイズとなっています
「トレーディング」という名のとおり
「交換」しながら収集していくのが醍醐味だと思います(^^)

【レギュラーカード(Regular Card)】
トレーディングカードの基本(ベース)となるカードでいわゆるノーマルカード
海外商品のトレカでは「ベースカード(Base Card)」とも呼ばれます
通常、その商品の中で一番多くラインナップされているカードです
トレカの基本はレギュラーカードにあり!




【サブセットカード(Subset Card)】
レギュラーカードとは別に様々なテーマやタイトルが付けられたカード
レアリティはレギュラーカードと変わりません




【インサートカード(Insert Card)】
レギュラーカードとは別の特別な番号が割り振られた特別なカード
カードの材質も高級感がありキラキラしている綺麗なカードが多いです
レギュラーカードと比べて発行枚数が少なく
「インサート(挿入する)」という名前が示すとおり
その出現率は数パックに1枚だったり
1ボックスに1枚だったりとレア度が高いです
ちなみに2004年に私がスタジアムで興味本位でパックを購入した
Jリーグトレカの中から大分トリニータの吉田孝行選手の
インサートカードが出てきてその綺麗なカードに感激したことが
私がトレーディングカードを収集するようになったきっかけです(^^)




インサートカードの中でも「直筆サインカード」「ジャージカード」や
枚数限定のシリアルナンバーが入ったカード等は
「スペシャルインサートカード」等と呼ばれています
近年ではエポック社の「GEM」に代表されるように
通常のインサートカードよりもさらに高級感のある作りの
いわゆる「高級インサート」と言われる限定枚数の少ないインサートカードもあります
カートン(12ボックス)に1枚しか出なかったり入手はかなり難しいです(^^;)




【パラレルカード(Parallel Card)】
レギュラーカードやインサートカード等とデザインは同じながら
色違いだったりホログラムだったり刻印サイン等が入っていたりとバージョン違いのカード
レギュラーカードのパラレルは比較的出現しやすいですが
インサートカードのパラレルは枚数限定でレア度が高いものが多いです




【メモラビリア(Memorabilia)】
「メモラビリア」とは「(歴史的な)記憶すべき記念品」という意味
ユニフォームやバット等の道具の一部が挟み込まれたカードです
海外のトレカでは「レリック(Relic=遺物)カード」と呼ばれることも多いです
最も一般的なのがサッカーのカードでも多く見られる
選手着用のユニフォーム等の切れ端を
カードに挟み込んだ「ジャージカード」



ジャージカードの他にもスパイクの生地を挟み込んだものだったり
野球であればバットやボールを挟み込んだものだったり…


中にはテニスのカードでラケットのガットを挟み込んでいたり
競馬のカードでウマのたてがみを挟み込んでいたりと変わり種も…
様々な趣向を凝らした「記念品」のカードが見られるのが
メモラビリアカードの魅力です
【パッチジャージ(Patch Jersey)】
メモラビリアのジャージカードの中でも
背番号、ネーム、エンブレム等の特別な部分を使用したもの
当然通常のジャージカードよりもレア度が高く
同じ部位のカードが他に存在しないため自分だけの「特別感」が強いです(^^)




【直筆サインカード(Autograh Card)】
スペシャルインサートカードの中でも一番「王道」とも言える
選手の直筆サインが書かれた特別なカード
「オートグラフ」略して「オート」等と呼ばれています
このカードが出現するとかなり嬉しいです(^^)
昔はカードに選手がサインを書く「直書きサイン(オンカード)」が主流でしたが
現在では選手がサインを書いたシールを貼った「シールサイン」が主流となっています
「オンカード」は選手が直接カードにサインしているということで
シールサインよりもより価値が上がる傾向にありますが
個人的にはシールサインの方が好みです
シールの方がデザインがかっこいいカードが多い気がしますし
選手本人がサインを書いてることには
変わりないと思いますので…
カードには選手のサインが本物であることを証明する刻印や
裏面に本物であることを証明する証明書が書かれていたりします
「オーセンティック・オートグラフ」と呼ばれたりもしますが
「オーセンティック(Authentic)」とは「正真正銘の」という意味です



また直筆サインカードの中でも
ジャージカードと直筆サインカードを組み合わせた
直筆サイン入りジャージカード(オートジャージ)や
複数の選手の直筆サインが入った「コンボサインカード」といったものも…



またインサートカードのような特別な仕様のカードに直筆サインが入った
いわゆる「プレミアム直筆サインカード」のような
レア度が非常に高い特殊な直筆サインカードも存在します



【レデンプションカード(Redemption Card)】
レデンプションとは「回収」を意味する英語
発売に間に合わなかったサインカード等を
メーカーから後で送ってもらえる「引き換え券」です
海外のトレカ等でよく見られ、省略して「レデ」等と呼ばれています
通常は選手の名前等の文字のみが書かれカードに貼られた
スクラッチを削って書かれた番号をメーカーのHP等を通じて申し込みます
待てど暮らせどメーカーから送られてこないケースもあるようで…(^^;)
嬉しい反面「本当に送ってくるのか?」と不安にもなります
【ルーキーカード(Rookie Card)】
選手のプロ入り後に最初に発行されたレギュラーカード
最近のルーキーカードには「RC(Rookie Card)」の
マークが入れられているのが主流となっています
ルーキーカードはその選手の初年度しか発行されないため
将来の活躍次第では何倍も価値が跳ね上がることも…!?


【ダイカット(Die Cut)】
ダイカットとは、ダイ(抜き型)を使って様々な形にカットすること
トレカは長方形が定番ですがダイカットは様々な形に切り抜かれています
日本のトレカではあまりお目に掛かることはありませんが
海外のカード等で時折見かけるカードです



【クローム(chrome)】
海外カードの「topps chrome」等に代表される
金属調のギラギラ感のある厚くて固いカードです
海外カードではベースカードから全てクロームのカードで
構成されている製品もありますが当然お値段は高額…
最近は野球カードを中心に国内製品でも登場しつつあります
【リフラクター(reflactar)】
「リフラクター」とは「屈折させる」という意味のスペイン語
海外のトレカでよく見られるカードの角度を変えるとキラキラと光り輝くカードです
省略して「リフ」等と呼ばれています
私的には「ホログラム」との違いが明確にはわかりませんが
何か区別する定義があるんでしょうか…?
キラキラというよりギラギラ?
中には「スーパーリフラクター(通称:スパフラ)」と呼ばれる
ギッラギッラのスーパーレアカードもあるようで…
【箔サイン(Printed Signature)】
選手のサインが(直筆ではなく)金箔や銀箔等で刻印されたカード
特に野球のカードではホロ箔や色々な色で箔押しされた様々なバリエーションがあります


【デコモリ(Decomori)】
近年のエポック社のトレカでよく見かける
立体的に施された箔サイン
「デコモリ」の語源はよくわかりませんが
「凸盛り」みたいな感じでしょうか?
選手のサインが立体的に施されているので
指触りが楽しいカードです(^^)


【マット仕様(Matt)】
通常のトレーディングカードはツルツルした光沢感のある仕様が多いですが
マット仕様は表面はサラッとした質感で、ツヤがない分落ち着きのある上品な仕上がり
上品な雰囲気でいわゆる「高級版」と銘打たれたトレカで使われることが多いです
「箔押し」の輝きとつや消しのコントラストが映えて相性が良く
高級感を出すために併用されることが多いです

【シリアルナンバー(Serial Number)】
スペシャルインサートカード等の枚数限定のレアカードに刻印された通し番号
この番号の分母が小さいほど希少価値が高いということになります
中には「1of1(ワン・オブ・ワン)」と呼ばれる世界に1枚しか存在しないカードも…
また通し番号が「1番」のカードは「ファーストナンバー」
通し番号が限定枚数の最後のカードは「ラストナンバー」
通し番号が選手の背番号と同じカードは「ジャージナンバー(通称:ジャーナン)」と呼ばれ
他の番号のカードよりも付加価値が付く傾向があります
(私はあまりこの辺に関心がありませんが…)
【カードの販売形態】
【パック(Pack)】
カードが複数枚入れられて販売されている袋
パックが一定数入れられた箱が「ボックス」になります
パック単位で購入することを「パック買い」と言いますが
ボックスで買う場合と比べて費用が少なくてすみますが
ちょっとやそっとパックを買ってレアなカードを当てるのは至難の業
でもパック買いでレアなカードを引いた時は感激も一塩です
初めてトレカを購入する方はパック買いがいいかもしれません
【ボックス(Box)】
パックが一定数入れられた箱が「ボックス」
箱ごと購入することを「ボックス買い」と言います
パック買いと比べると当然お値段は高くなりますが
「1箱に直筆サインカード〇枚以上封入!」などと保証されたものがほとんどなので
「必ず何かしらのレアカードが引ける」という安心感があります
いわゆる「大人買い」ってやつですね(^^;)
カードコレクターの方々には最も一般的な買い方だと思います
【カートン(Carton)】
ボックスが(スタンダードで)12箱入れられた段ボールケース
メーカーは激レアなカードをできるだけ均一に販売したいため
1カートンの中に激レアなカードが潜んでいるボックスを1箱ずつ入れたりします
(いわゆる「ケースヒット」「カートンヒット」等と呼ばれるもの)
要は未開封のカートンを購入すれば激レアなカードが出る可能性が極めて高いということ
当然お値段は趣味の範疇を超えてしまうようなものに跳ね上がります(^^;)
まさに「キングオブ大人買い」
私はまだやったことがありませんが…
個人的にはもしカートン買いするようなお金があるとするなら
「超高級」と呼ばれるボックスの方で勝負してみたいな…と思ったりします
なぜならボックス開封で激レアなカードを引いた時は
「鬼引き」「神引き」などと言って満足度MAXになりますが
カートン開封して激レアカードを引いてももはや
「鬼引き」「神引き」などと言えないのではないか…と思ってしまうからです(^^;)
【シングル(Single)】
1枚のカードのことをさします
お目当てのカードを店舗やネット等で購入することを「シングル買い」と言います
【リテール(Retail)、ブラスター(Blaster)】
海外のトレカを見ているとよく「リテール版」や「ブラスター版」
などと表記された通常のものより安価なボックスが販売されています
「リテール」とは個人向けの「小売」という意味
「ブラスター」は猛攻を加える、爆発物を使うなどの意味も持つ
「ブラスト」から来ている言葉だと思いますが明確な意味は知りません
この「リテール版」や「ブラスター版」の明確な定義や違いは正直わかりませんが
共通している傾向は
・通常版よりもかなり価格が安い
・サインやメモラ等の封入保証がない
・ブラスター・リテール版限定パラレル等が存在する
などといった点です
なのでサインやメモラ狙いの人には不向きですし
レギュラーカードやパラレル狙いの人にはこちらが良いと思います
海外カードのボックスは高価なものが多いので
私はレギュラーカード狙いの時などはよくコチラを利用しています
運が良いとブラスター版からサインカード等を
引けることもあります(^^)
また「ハンガー(Hanger)版」というのは
こうしたリテール版のうち店頭のハンガーなどに
掛けて販売されるタイプのミニボックスで
最も安価で購入しやすいものとなっています


【カード収集用品】
【カードバインダー】
カードを収納するアルバム形式のバインダーです
9ポケットや6ポケットなどのシートにカードを入れてバインダーで保管します
私はカードのマイコレクションの基本形式としてバインダーを使用しています
【スリーブ(Sleeve)】
カードを保護するためのカードサイズのビニールです
大事なカードや交換等で提供するカードは
スリーブに入れてほこりや汚れ等から
カードを保護するというのが基本です
【ローダー(Loder)】
カードを保護するためのプラスチック製のカードケースです
貴重なカードやカードを発送する時などは
カードをスリーブに入れた上でローダーに入れて保管・発送することで
カードを外部からの衝撃等から守ることができます
【マグネットホルダー(Magnet Holder)】
ローダーよりも厚みがあり頑丈で透明性も高いカードケースです
より貴重で慎重な保管を要するカードやお気に入りのカード等の保管に使用し
通称「マグホ」と呼ばれています
カードは特に四隅がちょっとしたことで痛んでしまうことが多く
カードの保管上一番気を遣うところですが
ケースの表面と裏面の間にカードを入れてマグネットで挟み込むようになっており
マグホはカードの四隅の部分が空洞になる構造になっているため
四隅を傷つける心配なくカードを大事に保管することができます
貴重なカードをマグホに入れるときが一番緊張します(^_^;)
【スクリューダウン(Screw Down)】
マグホの機能に加えて観賞用にも用いられる
最上級とも言える保管方法です
分厚く高級感のあるものが多くマグホのようにマグネットではなく
ネジによってカードを挟み込むようになっています
【カードメーカー(Card Maker)】
スポーツのトレーディングカードを販売する
国内の主要なメーカーとしては次のようなものがあります
【エポック(Epoch)】
エポック社は1958年に設立された国内有数の玩具メーカー
1994年に「Jカード93-94」を発売して以降
Jリーグオフィシャルトレーディングカード、チームエディション、
サッカー日本代表オフィシャルトレーディングカード等
国内サッカーのトレカを中心に販売しています
国内サッカートレカといえば「エポック」です
エポックはサッカーの他にもプロ野球のトレカにも力を入れており
各球団のプレミアエディション等をはじめ様々な商品を展開しています
その他にも「女子プロゴルフ」「競馬」「テニス」等の
トレカも販売しています




【BBM(ベースボール・マガジン社)】
ベースボール・マガジン社は野球やサッカーをはじめとする
スポーツ・体育関連の雑誌・書籍の発行を行う出版社で
1946年に「ベースボール・マガジン」を創刊
1990年頃からプロ野球のトレカを販売しています
近年はエポック社もプロ野球トレカの展開を拡大していますが
やはり野球トレカといえばBBMが王道で根強いBBMファンも
私はサッカートレカの収集をメインとしていることもあり
どちらかというと野球でもエポック派(裏面も含めたデザインが好み)です
BBMでは野球トレカの他にもバスケットボール「Bリーグ」や
ラグビー、大相撲、オールスポーツ等様々なスポーツトレカを展開しています




【プロデュース216(Produce 216)】
国内2大メーカーとは別路線を行く異彩を放つメーカー
バレーボール(Vリーグ、日本代表)のトレカを中心に
卓球、カーリング「ロコ・ソラーレ」、体操など
メジャースポーツ以外に着目した独自の路線のトレカを展開
またプロ野球カードでは実使用のボールをメモラとして封入した
「ユーズドボールカード」シリーズなども展開しています




【カルビー(Calbee)】
お菓子メーカーの王様「カルビー」といえば
野球カードが付いた「プロ野球チップス」がお馴染み
1973年から販売されており現在も
子供から大人まで根強い人気を持っています
サッカーについてもかつては「Jリーグチップス」や
「サッカー日本代表チップス」が販売されていましたが
2014年を最後に売り上げ不振等を理由に
Jリーグチップスは販売されていません(復活を望む)




また、海外のメーカーとしては「PANINI」や「Topps」などが有名ですが
私はあまり詳しくありませんので割愛します(^_^;)
未だに意味がわからないワードに出くわしたりすることがあります(^_^;)
(特に海外カードの用語などは…)
トレーディングカードを始めた頃などはチンプンカンプンでしたが
言葉の意味がわかるとトレーディングカード収集をより楽しめると思いますので
これからトレーディングカード収集をしてみようかな…
などという方は参考にしていただければと思います(^^)
私もまだまだ勉強中ですので
新しい言葉等に出会ったらちょくちょく更新していこうと思います(^^)
【トレーディングカードの種類】
【トレーディングカード(Trading Card)】
個々に異なる様々な種類の絵柄や写真が印刷されていて
収集(コレクション)や交換(トレード)されることを想定して
作られ販売・配布される鑑賞用またはゲーム用のカード
英語圏ではコレクタブルカード(Collectable Card)とも呼ばれており
日本では「トレカ」と略されることが多いです
特にスポーツを題材とした「スポーツトレカ」は
様々なジャンルでコレクターの心を惹きつけています
カードのサイズは様々ありますが
基本的には横2.5インチ、縦3.5インチが
世界共通サイズとなっています
「トレーディング」という名のとおり
「交換」しながら収集していくのが醍醐味だと思います(^^)

【レギュラーカード(Regular Card)】
トレーディングカードの基本(ベース)となるカードでいわゆるノーマルカード
海外商品のトレカでは「ベースカード(Base Card)」とも呼ばれます
通常、その商品の中で一番多くラインナップされているカードです
トレカの基本はレギュラーカードにあり!




【サブセットカード(Subset Card)】
レギュラーカードとは別に様々なテーマやタイトルが付けられたカード
レアリティはレギュラーカードと変わりません




【インサートカード(Insert Card)】
レギュラーカードとは別の特別な番号が割り振られた特別なカード
カードの材質も高級感がありキラキラしている綺麗なカードが多いです
レギュラーカードと比べて発行枚数が少なく
「インサート(挿入する)」という名前が示すとおり
その出現率は数パックに1枚だったり
1ボックスに1枚だったりとレア度が高いです
ちなみに2004年に私がスタジアムで興味本位でパックを購入した
Jリーグトレカの中から大分トリニータの吉田孝行選手の
インサートカードが出てきてその綺麗なカードに感激したことが
私がトレーディングカードを収集するようになったきっかけです(^^)




インサートカードの中でも「直筆サインカード」「ジャージカード」や
枚数限定のシリアルナンバーが入ったカード等は
「スペシャルインサートカード」等と呼ばれています
近年ではエポック社の「GEM」に代表されるように
通常のインサートカードよりもさらに高級感のある作りの
いわゆる「高級インサート」と言われる限定枚数の少ないインサートカードもあります
カートン(12ボックス)に1枚しか出なかったり入手はかなり難しいです(^^;)




【パラレルカード(Parallel Card)】
レギュラーカードやインサートカード等とデザインは同じながら
色違いだったりホログラムだったり刻印サイン等が入っていたりとバージョン違いのカード
レギュラーカードのパラレルは比較的出現しやすいですが
インサートカードのパラレルは枚数限定でレア度が高いものが多いです




【メモラビリア(Memorabilia)】
「メモラビリア」とは「(歴史的な)記憶すべき記念品」という意味
ユニフォームやバット等の道具の一部が挟み込まれたカードです
海外のトレカでは「レリック(Relic=遺物)カード」と呼ばれることも多いです
最も一般的なのがサッカーのカードでも多く見られる
選手着用のユニフォーム等の切れ端を
カードに挟み込んだ「ジャージカード」



ジャージカードの他にもスパイクの生地を挟み込んだものだったり
野球であればバットやボールを挟み込んだものだったり…


中にはテニスのカードでラケットのガットを挟み込んでいたり
競馬のカードでウマのたてがみを挟み込んでいたりと変わり種も…
様々な趣向を凝らした「記念品」のカードが見られるのが
メモラビリアカードの魅力です
【パッチジャージ(Patch Jersey)】
メモラビリアのジャージカードの中でも
背番号、ネーム、エンブレム等の特別な部分を使用したもの
当然通常のジャージカードよりもレア度が高く
同じ部位のカードが他に存在しないため自分だけの「特別感」が強いです(^^)




【直筆サインカード(Autograh Card)】
スペシャルインサートカードの中でも一番「王道」とも言える
選手の直筆サインが書かれた特別なカード
「オートグラフ」略して「オート」等と呼ばれています
このカードが出現するとかなり嬉しいです(^^)
昔はカードに選手がサインを書く「直書きサイン(オンカード)」が主流でしたが
現在では選手がサインを書いたシールを貼った「シールサイン」が主流となっています
「オンカード」は選手が直接カードにサインしているということで
シールサインよりもより価値が上がる傾向にありますが
個人的にはシールサインの方が好みです
シールの方がデザインがかっこいいカードが多い気がしますし
選手本人がサインを書いてることには
変わりないと思いますので…
カードには選手のサインが本物であることを証明する刻印や
裏面に本物であることを証明する証明書が書かれていたりします
「オーセンティック・オートグラフ」と呼ばれたりもしますが
「オーセンティック(Authentic)」とは「正真正銘の」という意味です



また直筆サインカードの中でも
ジャージカードと直筆サインカードを組み合わせた
直筆サイン入りジャージカード(オートジャージ)や
複数の選手の直筆サインが入った「コンボサインカード」といったものも…



またインサートカードのような特別な仕様のカードに直筆サインが入った
いわゆる「プレミアム直筆サインカード」のような
レア度が非常に高い特殊な直筆サインカードも存在します



【レデンプションカード(Redemption Card)】
レデンプションとは「回収」を意味する英語
発売に間に合わなかったサインカード等を
メーカーから後で送ってもらえる「引き換え券」です
海外のトレカ等でよく見られ、省略して「レデ」等と呼ばれています
通常は選手の名前等の文字のみが書かれカードに貼られた
スクラッチを削って書かれた番号をメーカーのHP等を通じて申し込みます
待てど暮らせどメーカーから送られてこないケースもあるようで…(^^;)
嬉しい反面「本当に送ってくるのか?」と不安にもなります
【ルーキーカード(Rookie Card)】
選手のプロ入り後に最初に発行されたレギュラーカード
最近のルーキーカードには「RC(Rookie Card)」の
マークが入れられているのが主流となっています
ルーキーカードはその選手の初年度しか発行されないため
将来の活躍次第では何倍も価値が跳ね上がることも…!?


【ダイカット(Die Cut)】
ダイカットとは、ダイ(抜き型)を使って様々な形にカットすること
トレカは長方形が定番ですがダイカットは様々な形に切り抜かれています
日本のトレカではあまりお目に掛かることはありませんが
海外のカード等で時折見かけるカードです



【クローム(chrome)】
海外カードの「topps chrome」等に代表される
金属調のギラギラ感のある厚くて固いカードです
海外カードではベースカードから全てクロームのカードで
構成されている製品もありますが当然お値段は高額…
最近は野球カードを中心に国内製品でも登場しつつあります
【リフラクター(reflactar)】
「リフラクター」とは「屈折させる」という意味のスペイン語
海外のトレカでよく見られるカードの角度を変えるとキラキラと光り輝くカードです
省略して「リフ」等と呼ばれています
私的には「ホログラム」との違いが明確にはわかりませんが
何か区別する定義があるんでしょうか…?
キラキラというよりギラギラ?
中には「スーパーリフラクター(通称:スパフラ)」と呼ばれる
ギッラギッラのスーパーレアカードもあるようで…
【箔サイン(Printed Signature)】
選手のサインが(直筆ではなく)金箔や銀箔等で刻印されたカード
特に野球のカードではホロ箔や色々な色で箔押しされた様々なバリエーションがあります


【デコモリ(Decomori)】
近年のエポック社のトレカでよく見かける
立体的に施された箔サイン
「デコモリ」の語源はよくわかりませんが
「凸盛り」みたいな感じでしょうか?
選手のサインが立体的に施されているので
指触りが楽しいカードです(^^)


【マット仕様(Matt)】
通常のトレーディングカードはツルツルした光沢感のある仕様が多いですが
マット仕様は表面はサラッとした質感で、ツヤがない分落ち着きのある上品な仕上がり
上品な雰囲気でいわゆる「高級版」と銘打たれたトレカで使われることが多いです
「箔押し」の輝きとつや消しのコントラストが映えて相性が良く
高級感を出すために併用されることが多いです

【シリアルナンバー(Serial Number)】
スペシャルインサートカード等の枚数限定のレアカードに刻印された通し番号
この番号の分母が小さいほど希少価値が高いということになります
中には「1of1(ワン・オブ・ワン)」と呼ばれる世界に1枚しか存在しないカードも…
また通し番号が「1番」のカードは「ファーストナンバー」
通し番号が限定枚数の最後のカードは「ラストナンバー」
通し番号が選手の背番号と同じカードは「ジャージナンバー(通称:ジャーナン)」と呼ばれ
他の番号のカードよりも付加価値が付く傾向があります
(私はあまりこの辺に関心がありませんが…)
【カードの販売形態】
【パック(Pack)】
カードが複数枚入れられて販売されている袋
パックが一定数入れられた箱が「ボックス」になります
パック単位で購入することを「パック買い」と言いますが
ボックスで買う場合と比べて費用が少なくてすみますが
ちょっとやそっとパックを買ってレアなカードを当てるのは至難の業
でもパック買いでレアなカードを引いた時は感激も一塩です
初めてトレカを購入する方はパック買いがいいかもしれません
【ボックス(Box)】
パックが一定数入れられた箱が「ボックス」
箱ごと購入することを「ボックス買い」と言います
パック買いと比べると当然お値段は高くなりますが
「1箱に直筆サインカード〇枚以上封入!」などと保証されたものがほとんどなので
「必ず何かしらのレアカードが引ける」という安心感があります
いわゆる「大人買い」ってやつですね(^^;)
カードコレクターの方々には最も一般的な買い方だと思います
【カートン(Carton)】
ボックスが(スタンダードで)12箱入れられた段ボールケース
メーカーは激レアなカードをできるだけ均一に販売したいため
1カートンの中に激レアなカードが潜んでいるボックスを1箱ずつ入れたりします
(いわゆる「ケースヒット」「カートンヒット」等と呼ばれるもの)
要は未開封のカートンを購入すれば激レアなカードが出る可能性が極めて高いということ
当然お値段は趣味の範疇を超えてしまうようなものに跳ね上がります(^^;)
まさに「キングオブ大人買い」
私はまだやったことがありませんが…
個人的にはもしカートン買いするようなお金があるとするなら
「超高級」と呼ばれるボックスの方で勝負してみたいな…と思ったりします
なぜならボックス開封で激レアなカードを引いた時は
「鬼引き」「神引き」などと言って満足度MAXになりますが
カートン開封して激レアカードを引いてももはや
「鬼引き」「神引き」などと言えないのではないか…と思ってしまうからです(^^;)
【シングル(Single)】
1枚のカードのことをさします
お目当てのカードを店舗やネット等で購入することを「シングル買い」と言います
【リテール(Retail)、ブラスター(Blaster)】
海外のトレカを見ているとよく「リテール版」や「ブラスター版」
などと表記された通常のものより安価なボックスが販売されています
「リテール」とは個人向けの「小売」という意味
「ブラスター」は猛攻を加える、爆発物を使うなどの意味も持つ
「ブラスト」から来ている言葉だと思いますが明確な意味は知りません
この「リテール版」や「ブラスター版」の明確な定義や違いは正直わかりませんが
共通している傾向は
・通常版よりもかなり価格が安い
・サインやメモラ等の封入保証がない
・ブラスター・リテール版限定パラレル等が存在する
などといった点です
なのでサインやメモラ狙いの人には不向きですし
レギュラーカードやパラレル狙いの人にはこちらが良いと思います
海外カードのボックスは高価なものが多いので
私はレギュラーカード狙いの時などはよくコチラを利用しています
運が良いとブラスター版からサインカード等を
引けることもあります(^^)
また「ハンガー(Hanger)版」というのは
こうしたリテール版のうち店頭のハンガーなどに
掛けて販売されるタイプのミニボックスで
最も安価で購入しやすいものとなっています


【カード収集用品】
【カードバインダー】
カードを収納するアルバム形式のバインダーです
9ポケットや6ポケットなどのシートにカードを入れてバインダーで保管します
私はカードのマイコレクションの基本形式としてバインダーを使用しています
【スリーブ(Sleeve)】
カードを保護するためのカードサイズのビニールです
大事なカードや交換等で提供するカードは
スリーブに入れてほこりや汚れ等から
カードを保護するというのが基本です
【ローダー(Loder)】
カードを保護するためのプラスチック製のカードケースです
貴重なカードやカードを発送する時などは
カードをスリーブに入れた上でローダーに入れて保管・発送することで
カードを外部からの衝撃等から守ることができます
【マグネットホルダー(Magnet Holder)】
ローダーよりも厚みがあり頑丈で透明性も高いカードケースです
より貴重で慎重な保管を要するカードやお気に入りのカード等の保管に使用し
通称「マグホ」と呼ばれています
カードは特に四隅がちょっとしたことで痛んでしまうことが多く
カードの保管上一番気を遣うところですが
ケースの表面と裏面の間にカードを入れてマグネットで挟み込むようになっており
マグホはカードの四隅の部分が空洞になる構造になっているため
四隅を傷つける心配なくカードを大事に保管することができます
貴重なカードをマグホに入れるときが一番緊張します(^_^;)
【スクリューダウン(Screw Down)】
マグホの機能に加えて観賞用にも用いられる
最上級とも言える保管方法です
分厚く高級感のあるものが多くマグホのようにマグネットではなく
ネジによってカードを挟み込むようになっています
【カードメーカー(Card Maker)】
スポーツのトレーディングカードを販売する
国内の主要なメーカーとしては次のようなものがあります
【エポック(Epoch)】
エポック社は1958年に設立された国内有数の玩具メーカー
1994年に「Jカード93-94」を発売して以降
Jリーグオフィシャルトレーディングカード、チームエディション、
サッカー日本代表オフィシャルトレーディングカード等
国内サッカーのトレカを中心に販売しています
国内サッカートレカといえば「エポック」です
エポックはサッカーの他にもプロ野球のトレカにも力を入れており
各球団のプレミアエディション等をはじめ様々な商品を展開しています
その他にも「女子プロゴルフ」「競馬」「テニス」等の
トレカも販売しています




【BBM(ベースボール・マガジン社)】
ベースボール・マガジン社は野球やサッカーをはじめとする
スポーツ・体育関連の雑誌・書籍の発行を行う出版社で
1946年に「ベースボール・マガジン」を創刊
1990年頃からプロ野球のトレカを販売しています
近年はエポック社もプロ野球トレカの展開を拡大していますが
やはり野球トレカといえばBBMが王道で根強いBBMファンも
私はサッカートレカの収集をメインとしていることもあり
どちらかというと野球でもエポック派(裏面も含めたデザインが好み)です
BBMでは野球トレカの他にもバスケットボール「Bリーグ」や
ラグビー、大相撲、オールスポーツ等様々なスポーツトレカを展開しています




【プロデュース216(Produce 216)】
国内2大メーカーとは別路線を行く異彩を放つメーカー
バレーボール(Vリーグ、日本代表)のトレカを中心に
卓球、カーリング「ロコ・ソラーレ」、体操など
メジャースポーツ以外に着目した独自の路線のトレカを展開
またプロ野球カードでは実使用のボールをメモラとして封入した
「ユーズドボールカード」シリーズなども展開しています




【カルビー(Calbee)】
お菓子メーカーの王様「カルビー」といえば
野球カードが付いた「プロ野球チップス」がお馴染み
1973年から販売されており現在も
子供から大人まで根強い人気を持っています
サッカーについてもかつては「Jリーグチップス」や
「サッカー日本代表チップス」が販売されていましたが
2014年を最後に売り上げ不振等を理由に
Jリーグチップスは販売されていません(復活を望む)




また、海外のメーカーとしては「PANINI」や「Topps」などが有名ですが
私はあまり詳しくありませんので割愛します(^_^;)